マウンテンバイク(MTB)

リジッドマウンテンバイク初心者が知るべき特徴と選択ポイント

街のスカイラインを背景に、土の道をリジッドマウンテンバイクで走る美しい日本人女性。街乗りと軽いオフロードの両方を楽しむイメージ。

アーバンサイクラー・イメージ

こんにちは。アーバンサイクラー、運営者のサイクル太郎です。

リジッドマウンテンバイクが気になって検索してみたものの、フルリジッドマウンテンバイクやリジッドMTBという言葉が出てきたり、街乗りや通勤通学に本当に向いているのか、グラベルバイクとの違いがよく分からなかったりして、少しモヤモヤしていないでしょうか。

さらに、クロモリフレームのリジッドMTBがかっこよさそうに見えたり、シングルスピードMTBが気になったりして、「自分の使い方にはどれが合うんだろう?」と迷いやすいポイントも多いと思います。

「山も街もそこそこ走れる一台が欲しい」「専門用語だらけのレビューはちょっとしんどい」と感じているあなたに向けて、できるだけ実際の使用シーンを想像しながら話していきます。

難しい理屈より、「こういう場面ではこう感じたよ」というリアル寄りの内容を意識しているので、気楽に読み進めてもらえたらうれしいです。

この記事では、そんなリジッドマウンテンバイク周りの疑問を、街乗り大好きな趣味ライダー目線で、できるだけわかりやすく整理していきます。

読み終わるころには、自分がどんなリジッドMTBを選べばいいか、かなりイメージしやすくなるはずです。

この記事で分かること

  • リジッドマウンテンバイクの基本とサス付きとの違い
  • 街乗りや通勤通学でリジッドMTBを使うときのメリットと注意点
  • クロモリやシングルスピードなどタイプ別の選び方と楽しみ方
  • グラベルバイク系やバイクパッキング向けリジッドMTBのチェックポイント

リジッドマウンテンバイクとは

まずはリジッドマウンテンバイクがどんな自転車なのか、サスペンション付きMTBとの違いや、街乗りやライトなオフロードでどんなキャラになるのかを整理していきます。

ここが分かると、「自分の普段の使い方に合うかどうか」がかなり判断しやすくなります。

最初に全体像を掴んでおくと、後半の「選び方」のパートもスッと入ってきますよ。

リジッドMTBとフルサスの違い

都会の街並みを快適に走る、シンプルなデザインの黒いフルリジッドマウンテンバイクに乗る美しい日本人女性。太いタイヤとリジッドフォークが特徴。

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リジッドMTBは、フロントフォークにもリアにもサスペンションが付いていない、いわゆるフルリジッドスタイルのマウンテンバイクです。

フロントフォークは金属のパイプがそのまま伸びているシンプルな形で、リアもリンク機構などは一切なし。

一方で、前後サス付きがフルサス、フロントだけサス付きがハードテイルという感じで分かれています。

サスペンションがあるかどうかで、乗り味もメンテナンスもかなり変わります。あなたが「どんな道をどれくらいのペースで走りたいか」によって、どのタイプが向いているかも変わってくるので、ここはじっくりイメージしてみてほしいところです。

一番分かりやすい違いは、次のあたりかなと思います。

  • 衝撃をどれくらい吸収してくれるか
  • 車体の軽さとペダリング効率
  • メンテナンスの手間とランニングコスト
  • 対応できる地形の幅(どこまで荒れた道に行けるか)

フルサスは悪路での安定感や下りの安心感がかなり高い一方で、どうしても重量が重くなりがちです。

ショックユニットやリンクが増える分、単純にパーツ点数も増えますし、そのぶん価格も上がりやすいです。

通勤や街乗りで信号ダッシュを繰り返すようなシーンだと、軽さと漕ぎの軽さでリジッドMTBが有利になることも多いです。

もう少しイメージしやすいように、ざっくり比較表も置いておきます。

あくまで一般的な傾向として見てもらえるとちょうどいいかなと思います。

タイプ 得意なシーン 車体の重さの傾向 メンテナンスの手間
リジッドMTB 街乗り、通勤、林道ツーリング 軽めになりやすい かなり少なめ
ハードテイル トレイル全般、初級〜中級コース 中くらい フロントサスのメンテが必要
フルサス 山岳トレイル、ゲレンデダウンヒル 重めになりやすい 前後サスとリンクのメンテが必要

リジッドMTBは構造がシンプルなので、ペダルを踏んだ力がフレームを通してそのままホイールに伝わりやすいです。

そのおかげで、平地の巡航や軽い登りでは「よく進むな」と感じやすいですよ。

逆にフルサスは、その一部がサスペンションの動きに吸収されるので、同じ力で漕いだときのスピード感は少しマイルドになります。

ざっくり言うと、街中やなだらかな林道メインならリジッドMTB、本格的な山のシングルトラックやゲレンデダウンヒルを攻めたいならフルサスやハードテイル、と考えるとイメージしやすいかなと思います。

あなたの日常の「7〜8割」をどこで走るのかを基準に考えると、選びやすいですよ。

ただし、サスペンションの有無で安全性が決まるわけではないので、スピードを出しすぎないことや、無理なコースに入らないことの方がよほど大事です。

どのタイプを選んでも、ヘルメットやライトなどの基本装備と、交通ルールを守る意識はセットで考えておきたいところです。

街乗り向けリジッドMTBの魅力

街中の小さな段差や縁石を太いタイヤで乗り越えるリジッドマウンテンバイクと、ハンドルを握る日本人女性の手元。通勤・街乗りでの安定感を示す。

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個人的に、街乗りこそリジッドMTBの本領発揮ポイントだと思っています。

通勤通学ルートって、意外と段差だらけじゃないですか。

車道と歩道の段差、路肩のガタガタ、細い路地のちょっとした段差…。そういう「細かいストレス」を、太いタイヤと頑丈なフレームで受け止めてくれるのがリジッドマウンテンバイクの気持ちいいところです。

ママチャリから乗り換えた人が最初に驚きやすいのが、「取り回しの軽さ」と「ブレーキの効き」です。

特に油圧ディスクブレーキ付きのリジッドMTBだと、雨の日でもしっかり止まってくれるので、信号の多い街中でも安心感が高いですよ。

ここ、かなり大きいポイントかなと思います。

リジッドMTBで街乗りするときに感じやすいメリットは、次のようなものがあります。

  • サス付きより車体が軽く、信号スタートがラク
  • 太いタイヤで段差や荒れたアスファルトに強い
  • サスペンションの沈み込みがないので、ペダルを踏んだ分だけ前に進む感覚が強い
  • クロモリフレームのモデルだと見た目がおしゃれで、街に溶け込みやすい
  • ラックや泥除けを付けやすいフレーム設計のモデルが多く、実用装備が盛り込みやすい

街乗りMTB全般の話だと、すでにマウンテンバイクで街乗り!おしゃれなモデルの選び方とカスタム術でも触れていますが、リジッドMTBは「見た目のバランス」と「気軽さ」の面でかなり相性がいいジャンルだと感じています。

ちょっと大きめのフラットバーに、シンプルなリジッドフォークという組み合わせは、ストリートファッションとも合わせやすいですよ。

もう一つ大きいのが、「駐輪で気を遣いすぎなくていい」点です。

もちろん高いバイクはそれなりに気を遣いますが、サスペンションユニットが付いていると倒したときのダメージも気になってしまいます。

その点リジッドMTBは構造がシンプルなので、日常的に駅前や職場に停める前提でも扱いやすいかなと思います。

一方で、サスペンションがないぶん、段差に真正面から突っ込むと衝撃はそれなりに来ます。

スピードを落として斜めに入る、空気圧を少し下げるなど、乗り方やセッティングでカバーする意識はあった方が安全です。

特に濡れたマンホールのフチや、鋭い段差に、高速でまっすぐ突っ込むのは避けた方がいいですよ。

街乗り用にリジッドMTBを選ぶなら、フェンダーやリアキャリアが付けられるかどうかもチェックポイントです。

通勤で毎日使う場合、雨上がりの路面の水跳ねや、カバンの積載方法は想像以上にストレス差につながります。

最初からダボ穴がしっかり用意されているモデルを選んでおくと、後々の拡張がラクになります。

クロモリリジッドMTBの乗り味

細身のフレームが特徴のクラシカルなダークグリーンのクロモリリジッドマウンテンバイクを、おしゃれなカフェの前に立てかける日本人女性。街に溶け込むファッション性を表現。

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リジッドマウンテンバイクを調べていると、クロモリフレームのモデルがやたら推されがちですよね。

実際、街乗り好きとしてもクロモリリジッドMTBはかなり好きなカテゴリーです。「なんか乗り味がしっとりしてるかも?」と感じる人も多いと思います。

クロモリは鉄にクロムとモリブデンを混ぜた合金で、昔からスポーツバイクのフレームに使われてきた素材です。

最近はアルミやカーボンが主流になっていますが、クロモリのしなやかさや細身のシルエットに惚れ込んでいる人も多いジャンルです。

クロモリの良さってどこ?

クロモリフレームのリジッドMTBは、アルミより少し重めなことが多い代わりに、しなりがあって乗り心地がマイルドになりやすいです。

フルリジッドマウンテンバイクって、どうしても路面からの振動がダイレクトになりがちなので、フレームのしなりでうまく「角を丸めてくれる」感じがあるのはうれしいポイントです。

荒れた舗装路でも、手首や肩へのガツンとした衝撃が少し和らぐイメージですね。

  • 金属フレームらしい丈夫さと修理しやすさ
  • 細身チューブでクラシカルな見た目
  • リジッドMTBと相性のいい、しっとりした乗り味
  • 長期的に乗り込むほど「相棒感」が増していく所有欲

見た目の話をすると、クロモリリジッドMTBは街中でとても絵になります。

太めのタイヤと細いフレームのコントラストが効いていて、カフェ前に立てかけてもサマになる感じです。

カラーリングも、深いグリーンやダークブルー、マットブラックなど、落ち着いた色合いのラインナップが多くて、大人の普段着にも合わせやすいですよ。

また、クロモリは荷物を積むバイクとも相性がいいです。

バイクパッキングやキャリアツーリングを視野に入れているなら、クロモリリジッドMTBをベースにするのはかなりアリです。

フレームにダボ穴が豊富に用意されているモデルも多く、ラックやボトルケージを自由に追加しやすいのもポイントですね。

ガチなレース走行より、「街乗り+週末の林道ライド」くらいの使い方をイメージしている人には、クロモリフレームのリジッドMTBはかなりハマりやすい選択肢だと思います。

多少フレームが重くても、乗り味の気持ちよさや見た目の満足度を優先したい、という人にはぴったりです。

一点だけ注意しておきたいのは、クロモリは錆びる可能性がある素材だということです。

最近のフレームは塗装などの仕上げがしっかりしているので、いきなりボロボロに錆びることはほとんどありませんが、雨に濡れたあとは軽く拭いてあげるなどのケアをしてあげると長持ちしやすいです。

屋外放置より、できれば屋内または屋根付きの駐輪スペースを確保しておくと安心ですよ。

シングルスピードMTBの魅力

シンプルでメカニカルな美しさを持つシングルスピードのリジッドマウンテンバイクと、その横に立つ日本人女性。変速機のないストイックなスタイル。

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リジッドMTB界隈を見ていると、ちょいちょい出てくるのがシングルスピードMTBです。

変速機ナシ、ギア一枚だけ、そしてフルリジッドというストイックな構成。

正直、最初は「これ本当に実用的なの?」と思っていましたが、ハマる人はかなり深くハマるジャンルです。

街中を走っていると、シングルスピードMTBって、なんとなく「玄人感」があるというか、好きでこれを選んでいる雰囲気が漂っているんですよね。

余計なものが付いていないぶん、シンプルにパーツのセレクトやカラーリングで個性を出しやすいのも魅力です。

なぜあえてシングルスピード?

実際に触ってみると、シングルスピードMTBの良さは「考えることが減る気楽さ」にあると感じます。

変速しなくていいので、信号スタートのたびに「どのギアだっけ」と悩まないですし、メカ的にも圧倒的にシンプルです。

ペダルを踏むか、止めるか。それだけ、という感覚は意外と心地いいですよ。

  • 通勤通学ルートがほぼ平坦なら、かなりアリ
  • チェーン落ちやディレイラーのトラブルが激減
  • 「脚で解決する」感覚がちょっと楽しい
  • メンテナンスもパーツ交換もシンプルで済む

一方で、シングルスピードMTBには向き不向きがハッキリあります

。坂が多い街だと、どうしても上りで苦労しますし、向かい風が強い日もギア比によってはかなりキツくなります。

なので、「毎日坂を登る通勤ルート」みたいな人にはあまりおすすめしづらいかなというのが正直なところです。

坂が多いエリアや長距離ライドが多い人にはあまりおすすめしづらいです。

ギア比のチョイス次第ではありますが、上りや向かい風で頑張らされる場面は増えます。

初めの一台としては、変速付きのリジッドMTBの方が無難かなと思います。

最近は、シングルスピードMTBとして楽しみつつ、後から多段化もできるフレームも増えています。

そういうモデルなら、「まずはシングルで遊んで、きつくなってきたらギア追加」という遊び方もできて面白いです。

ホイールのハブやフレームエンドの形状など、変速を追加できる前提の設計になっているかどうかは、購入前にショップで確認しておくと安心ですよ。

シングルスピードMTBは、「体を動かしたい」「あまり複雑なメカは触りたくない」「でも見た目はこだわりたい」という人に向きやすいジャンルかなと思います。

通勤距離が短めで、休日は近所をブラブラ流すくらいなら、かなり楽しく付き合えるはずです。

トレイルライドに合うリジッド

なだらかな土の林道(シングルトラック)を走行するリジッドマウンテンバイクと、操作を楽しむ日本人女性。ライトなオフロードライドの様子。

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「せっかくマウンテンバイクなんだから、トレイルも走りたい」という気持ちも自然だと思います。

リジッドマウンテンバイクでも、コースの選び方とスピードのコントロールさえ気を付ければ、トレイルライドは十分楽しめます。

むしろ、路面の情報がダイレクトに伝わるぶん、「バイクを操っている感」は強く感じやすいですよ。

ただ、どんなトレイルでもOKというわけではなくて、リジッドMTBに向いたコースと、正直サス付きの方がいいコースがあります。

ここを勘違いしないことが、安全面でも楽しさの面でもけっこう大事です。

リジッドMTBに向いたトレイルのイメージ

リジッドMTBで気持ちよく走れるのは、だいたい次のような雰囲気のコースです。

  • 傾斜がきつすぎない、なだらかな林道
  • 大きな岩やドロップオフが少ないシングルトラック
  • 土や砂利がメインで、ガレ場はちょっとだけ
  • スピードを出さなくても気持ちいい景色や雰囲気のコース

逆に、スキー場のダウンヒルコースのように、ジャンプ台や連続ドロップがあるような場所は、フルリジッドだとかなり厳しいです。

タイヤが弾かれやすくなり、ブレーキングもシビアになります。

自分の技量とバイクのキャラクターに合ったコースを選ぶのが、ケガを避ける上でもすごく大事です。

トレイルを走る前には、タイヤの空気圧を少し下げておくと、リジッドMTBでもだいぶマイルドな乗り心地になります。

ただし、空気を抜きすぎるとリム打ちパンクのリスクが上がるので、圧はあくまで一般的な目安に留めて、最終的には自分の体重や走る路面に合わせて調整してください。

特にチューブレス化していない場合は、あまり極端に低圧にしない方が安心です。

トレイルライドでは、腕や膝を軽く曲げて「自分の体でサスを作る」意識を持つと、リジッドでもかなり走りやすくなります。

段差に入る前に少し体を浮かせる、ハンドルに体重をかけすぎない、といったちょっとした意識だけでも、安定感は大きく変わります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、スピードを抑えながら少しずつ慣れていけば大丈夫です。

あと、トレイルは場所によってルールやマナーがけっこう違います。

ハイカー優先のトレイルも多いので、すれ違い時のスピードコントロールや挨拶なども含めて、走らせてもらっている意識を持つと、お互い気持ちよく使えると思います。

ここはリジッドかどうかに関係なく、MTB乗りのマナーとして大事なところですね。

リジッドマウンテンバイクの選び方

ここからは、実際にリジッドマウンテンバイクを選ぶときにチェックしたいポイントを、用途別に整理していきます。

グラベルバイク寄りのリジッドMTBから、バイクパッキング向け、キャンプツーリング寄りのモデルまで、ざっくりと方向性を決めておくと選びやすくなります。

「何に一番使いたいか」を1〜2個決めておくだけでも、候補はだいぶ絞りやすくなりますよ。

グラベルバイク系リジッドMTB

最近よく見かけるのが、「グラベルバイクとMTBの中間」みたいなリジッドMTBです。

ドロップハンドルのグラベルバイクではなく、フラットバーで太めタイヤのグラベル系リジッドMTBというイメージですね。

見た目はMTB寄りだけど、ジオメトリやタイヤはグラベル寄り、みたいな感じです。

このタイプは、舗装路と未舗装路をミックスしたライドを楽しみたい人にちょうどよくハマりやすいです。

ロードバイクほどの前傾姿勢はしんどいけど、クロスバイクよりは荒れた道に強くしたい、というニーズにぴったりなんですよね。

こんな人にはグラベル系リジッドがおすすめ

  • 舗装路メインだけど、たまに河川敷の砂利道も走りたい
  • ロードバイクほどの前傾はきついけど、そこそこスピードも欲しい
  • グラベルバイクの雰囲気が好きだけど、フラットバーが好み
  • 一台で通勤と週末ライドを両立したい

グラベルバイク系リジッドMTBは、トレッドの細かいセミスリックタイヤを履いていることが多く、空気圧を高めにすると舗装路もスイスイ走れます。

逆に、少し空気圧を落とせば、未舗装路の走破性もそれなりに確保できるので、一台でかなり幅広い遊び方ができます。

ホイールサイズも700C(29インチ相当)や27.5インチなどモデルによって違うので、スピード重視なら700C、遊びの幅重視なら27.5インチ、といった選び方もできます。

もし、本格的なドロップハンドルのグラベルバイクにも興味があるなら、同じサイト内のメリダ サイレックス100を徹底評価した記事も読んでみると、「グラベルバイク寄り」と「リジッドMTB寄り」の違いがイメージしやすくなると思います。

ハンドル形状やポジションの違いが、どれくらい乗り味に影響するかも掴みやすくなりますよ。

グラベル系リジッドMTBを選ぶときは、「どこまで太いタイヤが入るか」もチェックしておくと安心です。

カタログに書いてある最大タイヤ幅はあくまで一般的な目安ですが、将来もう少し太いタイヤにしたくなったときの自由度に関わってきます。

通勤では細めタイヤ、週末は少し太いタイヤ、みたいな遊び方もできるので、クリアランス大きめのフレームだと後々楽しくなります。

バイクパッキング向けリジッド

フレームバッグやハンドルバッグなど多くの荷物を積載したバイクパッキング仕様のリジッドマウンテンバイク。長距離ツーリングやキャンプライドに適したタフな外観。

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次に、バイクパッキングやロングツーリングを意識したリジッドマウンテンバイクについてです。

このジャンルのリジッドMTBは、フレームやフォークにボトルケージ台座やキャリアダボが多めに付いていて、荷物を積みやすいのが特徴です。

見た目からも「旅バイク感」が出ていて、ワクワクするカテゴリーですよね。

テントやシュラフ、クッカーなどをバイクに積んで走ると、車体重量はどうしても重くなります。

そこで効いてくるのが、リジッドMTBのシンプルさと頑丈さです。

サスペンションユニットがないぶん、壊れるリスクが減りますし、積載によるサスの沈み込みを気にしなくていいのも大きなメリットです。

チェックしたいポイント

  • フレームとフォークにどれくらいダボ穴があるか
  • 前後キャリアやフロントラックが付けられるか
  • 最大タイヤ幅(2.4〜2.6インチくらいまで入ると旅向き)
  • シートステイやチェーンステイ周りのクリアランス
  • トップチューブやダウンチューブ下にもボトル台座があるか

ロングツーリングやキャンプライドでは、トラブルの少なさと修理のしやすさがかなり重要になってきます。

サスペンションユニットがないリジッドMTBは、その点でかなり頼れる存在です。

ホイールのスポーク本数や、ブレーキの規格(機械式か油圧か)も、旅先でトラブルが起きたときの対応しやすさに関係してくるので、気になる場合はショップにも相談しておくと安心です。

バイクパッキング向けリジッドMTBでは、完成車価格がだいたい10万円台〜20万円台前半くらいになることが多いです。

この価格帯はあくまで一般的な目安なので、正確な価格や在庫状況は各メーカーやショップの公式サイトを必ず確認してください。

特に輸入ブランドは為替や便の状況で変動しやすいので、最新の情報をチェックするのがおすすめです。

荷物をたくさん積むと、どうしても下りでブレーキング距離が伸びやすくなります。

長い下り坂ではスピードを控えめにしつつ、手前から余裕を持って減速する意識を持っておくと安心です。

また、フロントに荷物を積みすぎるとハンドルが振られやすくなるので、前後バランスを意識しながらパッキングするのも大事なポイントですね。

通勤通学や街乗りMTBの選択

リジッドマウンテンバイクの一番リアルな用途が、通勤通学と街乗りだと思います。

「ママチャリから乗り換えたい」「ちょっとカッコいい通勤バイクにしたい」というときに、リジッドMTBはかなり現実的な選択です。

毎日の移動時間が、ちょっとした運動とリフレッシュの時間に変わってくるのを実感しやすいですよ。

通勤用として考えるときは、「スピード」よりも「安心して毎日使えるかどうか」の方が大事になってきます。

雨上がりの路面、夜道、信号の多いエリア…。そういった環境での扱いやすさをイメージしながら、スペックを見ていくのがおすすめです。

通勤・街乗りで重視したいポイント

  • 重量:できれば13kg台くらいまで(あくまで目安)
  • 変速段数:フロント1〜2枚、リア8〜11速くらいが扱いやすい
  • タイヤ:2.0〜2.3インチくらいで耐パンク性重視
  • ブレーキ:雨の日も走るなら油圧ディスクブレーキが安心
  • フェンダーやキャリアの取り付けやすさ

タイヤ幅や空気圧、ハンドル幅など、街乗りMTBが「疲れやすい」と言われるポイントは、セッティング次第でかなり改善できます。

そのあたりは、既に書いているマウンテンバイクの街乗りで疲れる原因と対策でも触れているので、合わせて読んでもらうとイメージしやすいはずです。

「ハンドルが広すぎて肩がこる」とか「空気圧が高すぎてガタガタする」といったありがちな悩みも、ちょっとした調整でかなり変わります。

通勤で使う場合は、ライトやベル、反射板などの保安部品をちゃんと整えることも大切です。

具体的な交通ルールや安全のポイントについては、警察庁が公開している自転車のルールブックなども参考になります(出典:警察庁「自転車の安全利用の促進」)。

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/index.html のような公的機関の情報をチェックしつつ、最終的な判断は必要に応じて専門家やショップスタッフにも相談してください。

毎日の足としてリジッドマウンテンバイクを使うと、ちょっとした寄り道や週末のサイクリングも自然と増えていきます。

コンビニでコーヒーを買って少し遠回りして帰るだけでも、気分転換になりますよ。

個人的には、通勤用だからこそフレームカラーやパーツの見た目にこだわっておくと、長く飽きずに楽しめると思っています。

キャンプツーリングに強いMTB

キャンプサイトに停められたリジッドマウンテンバイクと、テントやクッカー。アウトドアでの使用やキャンプツーリングの雰囲気を伝える。

アーバンサイクラー・イメージ

キャンプ道具を積んで走るキャンプツーリングやデイキャンプライドにも、リジッドマウンテンバイクは相性がいいです。

テントやシュラフ、クッカーなど、荷物がそれなりにかさばるので、頑丈なフレームと太いタイヤが頼もしく感じられます。

オートキャンプ場までのアクセス道路って、意外と荒れていたりするので、その意味でもMTBベースは安心感があります。

キャンプツーリングでは、「走る楽しさ」と「キャンプそのものの楽しさ」の両方を欲張れるのが魅力です。

リジッドMTBだと、未舗装路のキャンプ場の中もストレスなく走れますし、サイト内のちょっとした段差も気にせず移動できます。

キャンプライド視点でのチェックポイント

  • 荷物を積んだときも安定して走れるか(ホイールベースの長さやジオメトリ)
  • 泥除けやラックを後付けしやすいか
  • 疲れにくいハンドル・ポジションに調整しやすいか
  • テントやシュラフをフレームバッグやハンドルバッグで積めるクリアランスがあるか

キャンプツーリングだと、峠越えなどで登りが長く続くこともあります。

リジッドマウンテンバイクの軽さとペダリング効率の良さは、こういうシーンでかなり効いてきます。

サスペンションがないぶん、ダンシングしたときにも車体がグニャグニャしないので、リズムを取りやすいのも地味にうれしいポイントです。

キャンプ場までの道は、夜になると街灯がほとんどない場合も多いので、ライトは前後とも余裕のある明るさのものを用意した方が安心です。

夜間走行の安全については、法律や道路状況も絡んでくるので、「この装備なら絶対安心」とは言い切れません。

正確な情報は公式サイトや自治体の案内を確認し、最終的な判断は自分の責任で、必要に応じて専門家に相談してください。

キャンプツーリング向きのリジッドMTBは、バイクパッキングスタイルとの相性も良く、フレームバッグやハンドルバーバッグを組み合わせることで、かなりスマートに荷物を積めます。

リアキャリア+パニアバッグも便利ですが、ダート多めのルートならバイクパッキング寄りにした方が振られにくくて走りやすいことも多いです。

見た目もアウトドア感が出て、所有欲も満たされやすいジャンルです。

リジッドマウンテンバイク総まとめ

最後に、リジッドマウンテンバイクについてざっくり振り返ってみます。

ここまで読んでいただけたなら、なんとなく自分が使っているシーンを想像できてきたんじゃないかなと思います。

  • サスペンションがないぶん軽くてシンプル、通勤通学や街乗りと相性が良い
  • クロモリフレームやシングルスピードMTBなど、趣味性の高いモデルも多く、所有欲を満たしやすい
  • なだらかな林道やグラベル系の道なら、リジッドMTBでも十分トレイルライドを楽しめる
  • バイクパッキングやキャンプツーリングでも、壊れにくさと積載力で頼れる相棒になる

一方で、激しいダウンヒルやジャンプセクションが続くような本格コースでは、リジッドマウンテンバイクはどうしても不利になります。

そこは素直にフルサスやハードテイルの方が向いているので、「どこを走りたいか」「どんなペースで楽しみたいか」を基準に考えるのが良さそうです。

全部を一台でカバーするのは難しいので、まずは自分のライドの中心になるシチュエーションをイメージするところから始めてみてください。

もし今、「街乗りメインだけど、ちょっとしたオフロードも楽しみたい」と思っているなら、リジッドマウンテンバイクはかなりフィットしやすい選択肢だと感じています。

まずは無理のない価格帯とデザインで気に入った一台を選んで、そこからタイヤやハンドル、バッグ類を少しずつカスタムしていくと、自分だけの一台に育っていきます。

最初から完璧を狙いすぎず、「育てていく前提」で選ぶと、長く楽しめるはずです。

この記事で書いた内容は、あくまで趣味ライダーとしての体感や一般的な目安に基づいた話なので、スペックや価格、安全面などの正確な情報は必ず公式サイトや販売店で確認してください。

特にブレーキやライトなど、安全に関わる部分はアップデートも多いので、最新情報をチェックするのがおすすめです。

最終的な判断に迷ったときは、信頼できるショップスタッフや専門家にも相談しながら、自分のスタイルに合ったリジッドマウンテンバイクを選んでもらえたらうれしいです。

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