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こんにちは。アーバンサイクラー、運営者のサイクル太郎です。
マウンテンバイクの街乗りで疲れると感じたあなたへ、まずは安心してください。
マウンテンバイクの街乗りで疲れる理由や、通勤時のストップアンドゴーで脚が重くなる要因、スリックタイヤへの交換や空気圧の見直し、サスペンションのロックアウトやリジッドフォークの検討、広いハンドル幅が肩こりにつながる問題、ギア比が平地巡航に合わず回し切ってしまう悩み、クロスバイクやロードバイクとの比較まで、街乗りに関する不安をひとつずつ解きほぐしていきます。ここ、気になりますよね。
この記事では、マウンテンバイクの街乗りで疲れるをテーマに、なるべく簡単なアクションで効果が出やすいコツを中心にまとめました。
読めば「今日から試せる」改善策が見つかるはずです。
- 街乗りで疲れる主な原因を体系的に理解
- タイヤと空気圧、サスペンションの最適化
- ハンドル幅やサドル高などのポジション調整
- 通勤向けの現実解と車種比較の判断軸
マウンテンバイクの街乗りで疲れる理由
まずは「なぜ疲れるのか」を分解します。
原因をパーツ・姿勢・走り方に切り分けると、解決策が見えやすくなります。
ここを丁寧に押さえると、無駄な投資を避けつつ、確実に楽になりますよ。
太いブロックタイヤと空気圧の影響

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ブロックが大きいタイヤは未舗装路でこそ真価を発揮しますが、舗装路ではブロックがたわみ、ゴムが路面に「ねっとり」貼り付くような感触になって転がり抵抗が増えます。
空気圧が低いほど接地面が広がり、路面の微振動を吸収する代わりにエネルギーが熱として失われやすいので、同じ速度域でも脚が重く感じやすいんです。
街乗り中心なら、まずは空気圧を推奨上限に近づけるのが即効薬。一般的なチューブドのMTBタイヤであれば、タイヤ側面の表記範囲内で高めに設定し、乗り味を見ながら微調整するだけで体感はガラッと変わります。
パンクが不安なら、耐パンク層のあるスリック/セミスリックへ交換しつつ、チューブを軽量化するのもアリ。
転がりとグリップのバランスを取りたいなら2.0インチ前後の幅が扱いやすく、直進安定と軽快さの両立がしやすいです。
街乗り向けタイヤのざっくり比較
| 種類 | 転がり | 雨天 | 段差・荒れ路 | 向く用途 |
|---|---|---|---|---|
| フルブロック | 重い | ◎(低圧でグリップ) | ◎ | 公園トレイル・未舗装混在 |
| セミスリック | △〜○ | ○ | ○ | 通勤+週末ちょいダート |
| スリック | ◎ | ○(水はけ溝で差) | △ | 舗装路メインの通勤通学 |
表の評価はあくまで一般的な目安です。実際の性能は銘柄・空気圧・路面で変わります。
空気圧は必ずタイヤ側面の推奨範囲内で。
体重や気温、リム内幅で適正は変動します。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
数値は一般的な目安で、最終的な判断は専門家にご相談ください。
サスペンションのロックアウトと沈み込み

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信号発進で踏み込むたびにフォークが沈むと、ペダリングエネルギーがサスに吸われて進みにくく感じます。
これがいわゆる「ペダルボブ」。街乗りで段差吸収がそこまで必要ない場面では、ロックアウトを常用するのがベストです。
ロックアウトが無いフォークでも、プリロードをやや強め、リバウンドを遅めにするとピッチングが減り、ストップアンドゴーでの立ち上がりが軽快になります。
さらに徹底したいなら、リジッドフォーク化で軽量化+ダイレクト感アップ。ただし段差の角当たりが増えるので、空気圧やタイヤ幅でクッションを確保するのがコツです。
リアサス付きのフルサスMTBは市街地だとオーバースペックになりがち。
ロックアウト付きなら良いですが、そうでなければサグを浅めに取り、アクティブに動き過ぎない設定に寄せると疲れが減ります。
フォーク調整の考え方
- プリロード:沈み込み量(サグ)を抑えて発進時のロスを低減
- リバウンド:戻りを遅めにしてピッチングを抑制(やりすぎ注意)
- ロックアウト:舗装路はON、段差の多い区間だけOFF
メーカーやモデルにより推奨サグ値は異なります。
調整は小刻みに行い、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
車体重量とストップアンドゴーの相性
街乗りは「止まる→出る」の繰り返し。質量が大きいほど出だしの加速に余分なエネルギーが必要で、疲れが蓄積します。
特に15kg超のエントリーMTBにフル装備を載せると、朝の信号ダッシュだけで消耗しやすいんですよね。
ここで効くのが回転体の軽量化。タイヤ・チューブ・ホイールの軽量化は、数字以上に体感差が大きいです。
荷物もバックパックではなくキャリア+パニアにすると、背中の汗と肩の張りが減り、後半の疲れが軽くなります。
加えて、無駄なアクセサリー(余分なロック、重い空気入れ、常時不要な工具類)を外すだけでも数百グラムは削れます。塵も積もれば、ですよ。
優先順位:回転体の軽量化 > 不要物の撤去 > フレーム/フォークの更新
広いハンドル幅と肩・首の負担

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トレイルでの安定性を狙ったワイドバーは、街中だとオーバースペックになりがち。
肩幅より明らかに広いと、肩の外旋がキツくなって首や肩が張りやすいです。
電柱や歩行者の多い狭い道では取り回しも悪化。
おすすめは肩幅+数センチの幅(目安50〜60cm台)です。バーカットで短くする、あるいはもともと短めのバーへ交換するのが手早い解です。
ステムは短めを選ぶと上体の前後バランスが取りやすく、手首の角度も自然に。
グリップはエルゴ形状にすると掌の支持面積が増えて、長時間握っても痺れにくいですよ。
肩首に優しいポジションの作り方
- ハンドル幅は「肩幅+α」を基準にミリ単位で追い込む
- ステム長を短めにし、スペーサーで高さを微調整
- サドルは前後・角度も含め数ミリ刻みでテスト
ポジションは体格や柔軟性で最適解が変わります。
痛みが続く場合は無理をせず、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ギア比と平地巡航のミスマッチ
MTBは登坂重視のローギアード設計が多く、平地で速度を上げるとトップでも「回り切る」ことがあります。
結果、ケイデンスだけが上がって心拍が先に売り切れ…というパターン。
これを避けるには、速度目標を現実的に設定し、軽めギアでリズム良く回す走りへシフトするのが第一歩。
機材面ではフロントの歯数アップや、リアスプロケットのトップ側を小さくする方法もありますが、チェーンラインや変速互換を含めて検討が必要です。
街乗りは信号待ちが多いので、発進しやすいギアに落として停車→再加速→巡航ギアへ、の習慣化が疲れにくさに直結します。
実践ケイデンスの目安
- 信号発進〜時速20km:軽めのギアでテンポ良く
- 巡航:息が上がらず会話できるリズム(個人差大)
- 加速したい区間のみ短時間だけ重めを踏む
具体的な数値は体力・路面・風向で変わるため、ここでは目安に留めています。
街乗りで疲れにくくする実践対策
原因がわかったら、今日からできる対策を順に。
コスパの高い手順で手を付けると、短時間で体感が変わりますよ。
まずは空気圧とタイヤの最適化

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最初の一手は空気圧の適正化。タイヤ側面の指定範囲内で高めに設定し、乗り心地とグリップのバランスをみながら1〜2日ごとに少しずつ調整します。
次に、セミスリック/スリックへの交換。
舗装路での接地変形が減り、漕ぎ出しと巡航の軽さが際立ちます。通勤路に段差が多いなら、2.0インチ前後のやや太めを選び、空気圧をわずかに下げてコンプライアンスを確保するのがコツ。
チューブはブチルでも軽量タイプに替えると回転慣性が下がり、信号発進が楽になります。
チューブレスはさらに転がりと耐パンクでメリットがありますが、導入・メンテが増えるので時間と相談です。
- 空気圧は「まず上限近く」→乗り味で微調整
- セミスリックやスリックで舗装路の抵抗を低減
- 幅は2.0インチ前後で安定と軽快のバランス
圧の上げ過ぎはウェットでのグリップ低下や段差でのリム打ちにつながることも。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
サスペンションはロックアウト前提で使う
舗装路ではロックアウト常用が基本。
信号間の短い区間で沈み込みが起きないだけで、体感のキビキビ感が段違いです。
ロックが無い場合は、プリロードを上げてサグを浅めに設定、リバウンドをやや遅くしてピッチングを抑えます。
段差の多い通勤路では、危険な箇所の手前で一時的にロック解除→通過後に再ロック、といった使い分けも有効。
街専用化を突き詰めるならリジッド化ですが、その際はタイヤ幅と空気圧で衝撃吸収を補いましょう。
フォーク交換はジオメトリやコラム規格に注意し、ショップでの取り付けがおすすめです。
チェックリスト
- ロックレバーの位置と操作方向を習慣化(停車時に確認)
- 通勤路の段差・舗装の荒れ具合を事前に把握
- 週1でダイヤル位置と可動感を点検、異音があればショップへ
ハンドル幅・ステム・サドルで姿勢最適化

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疲れにくさはポジションでほぼ決まります。
肩幅+αのハンドル幅に整え、ステムは短めへ。
これだけで上体の前後バランスが取れて、腕と首の張りが減ることが多いです。
サドル高は「踵をペダルに乗せて膝が伸び切るか」を基準にスタートし、そこから2〜3mm刻みで詰めます。
前後位置は膝の皿(膝蓋骨)とペダル軸が縦に揃うあたりが目安。
角度は水平±1〜2度で、前乗り・後乗りのクセを考慮して調整しましょう。
グリップは掌の荷重分散に効くエルゴ形状が通勤向き。
バーテープやフォームグリップで微振動を和らげるのも、地味に効きます。
数ミリの調整で疲労感は変わる——一度に大幅変更せず、パラメータは一つずつ動かすのが成功のコツです。
発進重視の変速運用とケイデンス意識
街乗りのキモは発進のしやすさ。
停止前に1〜2枚ギアを軽く落とし、青でスッと出られる準備をしておきましょう。
再加速後は、脚に乳酸が溜まる前に巡航ギアへ上げ直すのがセオリー。
トップで重く踏み続けるより、やや軽めをリズム良く回すほうが脚が持ちます。
サイコンが無くても、鼻歌でテンポを刻める程度が実用的な目安。
風向きや路面で最適は変わるので、区間ごとにギアと回転を柔軟に合わせる意識が疲れにくさを生みます。
ペダリングは「踏む」より「回す」。母指球の真下でペダルを捉え、足首は固めすぎない程度に。
チェーン・スプロケット・プーリーの清掃と注油をサボると抵抗が増し、せっかくの変速運用も台無しに。週1の軽清掃でOKです。
通勤装備の最適化と実用パーツ
フェンダーは衣類の汚れを防ぎ、センタースタンドは駐輪時のストレスを減らします。
リアライトは昼間も点灯で被視認性アップ。
荷物はキャリア+パニアに切り替えると、肩・腰の負担が減って到着後の疲れが違います。
鍵はU字+ワイヤーの二重化で駐輪時間と場所に応じて使い分け。
ペダルは面積広めのフラットにリフレクター付きが通勤向きです。
雨の日は泥はねに備えてフルフェンダー、シューズカバーもあると快適。
グローブとアイウェアは一年中、疲労軽減に効きます。
キャリアやスタンドの取付可否はフレーム・フォークの台座や規格に依存します。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。取り付けは専門店に依頼するのが安心です。
「どうしても疲れる」なら車種の再検討も
片道数キロの短距離ならMTBでも十分楽しめますが、10km超の通勤や所要時間短縮が最優先なら、クロスバイクのほうが省エネで速いことが多いです。
ロードはさらに速い反面、前傾や積載の工夫が必要。
Eバイクという選択肢もありで、渋滞や坂が多い都市部ではコスパが良いケースもあります。
大切なのは距離・路面・積載・保管環境という現実の制約に合わせて選ぶこと。
MTBは「段差に強い安心感」が最大の魅力なので、街中での遊び心を重視するなら引き続き最適解になり得ます。
判断軸:距離/路面(段差の多さ)/積載量/所要時間/保管・駐輪環境
モデル選びの軸:軽量ハードテイルが基本
街乗りメインなら、フルサスは重量とメンテで持て余しがち。
ハードテイル、可能ならリジッド寄りで軽量なモデルが扱いやすいです。
ホイール径は取り回しと身長で選択。27.5インチは扱いやすく、信号の多い都市部にマッチ。
29erは巡航が楽ですが、Uターンや狭路の取り回しに慣れが必要です。タイヤは2.0インチ前後、ブロックは細かめかセミスリック。
ブレーキは油圧ディスクが制動力とレバータッチで優れていますが、メンテに不安があるなら機械式ディスクやVブレーキも検討を。
フレーム素材はアルミで十分、上位狙いならカーボンもアリですが、盗難リスクや保管環境も踏まえて選びましょう。
スペック表の重量はサイズで変わります。購入前に実測値やショップの所感を確認するとギャップが減ります。
安全・法規・メンテの基本
夜間はライト常時点灯、ベル装着、ブレーキ・反射材の点検は基本中の基本です。歩道走行の可否や徐行義務、ヘルメット推奨などは地域や道路区分でルールが異なることがあります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
発進前の簡易点検(空気圧・クイックの締め・ブレーキ摺動・チェーン注油)を週1〜2回のペースで行うだけでも、疲れと事故のリスクはグッと下がります。
とくにブレーキパッドとタイヤの摩耗は早めに気付いて交換を。
異音や違和感があれば無理に乗らず、ショップに相談が鉄則です。
(出典:警察庁「自転車の安全利用の促進」)
通勤ルート最適化とペース配分
赤信号の少ないルート、段差の少ない側道、緩い勾配の道を選ぶだけで消費エネルギーは大幅に変わります。
地図アプリで「信号の数」「標高差」「交通量」をざっくり把握し、朝は心拍を上げ過ぎないウォームアップ区間を用意。
帰路はクールダウンを兼ねて回すペースに切り替えると、翌日の疲労感が違います。
夏は給水、冬は防寒で体力の消耗を抑えるのも大事。
5〜10分のストレッチを出発前後に習慣化すれば、肩首や腰の張りが和らぎます。
雨天時は路肩の砂利やマンホールのスリップに注意し、少し空気圧を下げて接地感を増やすのも一手です。
身体コンディションや持病がある場合、無理な負荷や長時間走行は避け、最終的な判断は専門家にご相談ください。
内部リンク:より深掘りしたいあなたへ
クロスバイクへの乗り換えや選び方、走りの伸ばし方を検討中なら、以下の解説も参考にどうぞ。
どれも通勤・街乗りの現実解に直結します。
まとめ:マウンテンバイクの街乗りで疲れるを解決

アーバンサイクラー・イメージ
空気圧の適正化とタイヤの最適化、サスのロックアウト、姿勢と変速の見直し——この順番で手を打てば、マウンテンバイクの街乗りで疲れる悩みは着実に軽くなります。
環境や体格で最適解は変わるため、本文の数値はあくまで一般的な目安です。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。整備や取付に不安がある場合や痛みが続く場合は、販売店や整備士などの専門家にご相談ください。
あなたの毎日が、もっと軽く、もっと楽しくなりますように。